2022年8月6日 / 最終更新日時 : 2023年1月1日 かるぺ・でぃえむ GALLERY 旅の思い出☆神威岬(北海道) 谷川士清(ことすが:一七〇九~七六)は、江戸中期の国学者である。本居宣長と同郷の伊勢の人ながら、宣長が『古事記』を重んじたのに対し、士清は『日本書紀』を重んじた。 この人の著作のひとつに、『和訓栞(わくんのしおり)』( […]
2022年4月19日 / 最終更新日時 : 2024年2月18日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 岩波茂雄と神田高等女学校 またまた『街道をゆく』ですが、第36巻を読み終えたところで、妻に「神田高等女学校を知っているか」と尋ねたところ、「お茶の水(大学)を出て竹沢里先生がつくった学校でしょう」という回答でした。お茶の水女子大学の前身が東京女 […]
2022年4月15日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 『街道をゆく』 今回も『街道をゆく 35 – オランダ紀行』です。司馬遼太郎さんは、オランダを訪れながらお隣のベルギーのことも忘れません。前回も書きましたが、司馬さんの引き出しからは何が出てくるか気が抜けません。そのまま読み流すのはも […]
2022年4月13日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 Don Quijote de la Mancha 今回も司馬遼太郎さんの『街道をゆく』です。相変わらず少しずつ読み続けているシリーズなのですが、本日、その第35巻「オランダ紀行」を読み終えたところです。 最初に同書からの引用をさせていただきます。 フィンセント・ファ […]
2022年4月11日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 『街道をゆく 愛蘭土紀行 』 今回も『街道をゆく』です。私はこの全集は単行本全巻(すべて初版)と大半の文庫版を手元に置いているのですが、どの巻も赤線やら付箋でいっぱいなのです。 忘れん坊の私なので、司馬さんもどこかで書いていたということはわかっても […]
2022年3月31日 / 最終更新日時 : 2022年12月28日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 窮すれば農民のまねをせよ。商人のまねはするな。 この一節、大佛次郎さんの『天皇の世紀』でも全く同じ発想の記述があったと思うのですが、自分の妻に店をやらせていた事実を維新後に隠さねばならないほど武士にとっては体裁の悪いことだったようです。ドラマ化された同作品でもそのこ […]
2022年3月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 名こそ惜しけれ 相変わらず、司馬遼太郎さんの『街道をゆく』をバッグに入れて外出しています。電車内が私の読書の場所になっていることから外出しない日は参考書以外の本を開くことは皆無に近いというのが正直なところです。 残された時間はもうそん […]
2022年3月12日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 海軍士官はスマートであれ 先日、現在あるコロナワクチン接種会場で外国人接種者に対するアシスト業務(コールセンターでの代理予約を含みます)をしていると書いたばかりですが、『街道をゆく』で smart に係る記述に出会いました。 この巻を手にしたの […]
2022年3月10日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 母の誕生日 済州市から車にのった。運転手さんが、「海女(ヘーニョ)ですか。いま村に残っているのは年とった人が多いですね」 と、いった。いまでは中学を出ると、たいてい高等学校へゆく。そういうあたりは日本とかわらない。せっかく習い事が […]
2022年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年10月12日 かるぺ・でぃえむ 日々是好日 読書録 『街道をゆく 22』 3か月近く大佛次郎さんばかりでしたので、久しぶりに『街道をゆく』シリーズを手にしました。 カンドウ神父、私が学生時代には古書街にも全集が並んでいましたが、今はどうでしょうか。ここ数年ゆっくりと古本屋さん巡りをすることが […]