落ち穂ひろいmini★ jugo de china

jugo de naranja

 昨日までプエルトリコからの団体客をアテンドしていました。私にとってプエルトリコと言えば、数年前にアテンドさせていただいたジェイビエール・シントロン Jeyvier Cintrón だったのです!
 井岡選手とのタイトルマッチ挑戦者として来日した彼ですが、とても礼儀正しく好青年という印象を持っていたものですから、プエルトリコ人は日本人同様に島国人なのだから協調性もあるのだろうと勝手な想像をしていました。
 ふたを開けてビックリ! 多くは語りません。ただ言えることは貴重な経験ができた、ということでしょうか。参加者の女性から「私たちほど難しい民族はないでしょ」の一言にほっと救われる思いをしました。

 さてさて、私にとっては大切なゲストですので、これ以上云々することはやめましょう。
 このツアー中に拾うことのできた単語 jugo de china です。初めて耳にして何?、と思いました。「中国」のジュース? 「マンダリン」と関係するのかと後で得心できたのですが、jugo de naranja と言い換えてもらえたので、なるほどと頷けました。
 このような言い回しはプエルトリコ特有だろうと思われます。私の中のプエルトリコは件のシントロン選手だけでしたので、こんな言い方もあるとは想像さえしていませんでした。

 それからもう一つ。プエルトリコは1898年の米西戦争により米国の自治領になっているという事実、そしてシントロン選手も流暢な英語を話していたので、彼らはバイリンガルだから私の出る幕もそんなに多くはないという思い込みも簡単に崩れ

 今後、プエルトリコ人団体のアテンドをする機会があるかどうかは不明ですが、立ち寄り先で「どこの国からですか」という質問に「プエルトリコからです」と答えると、「どこにあるのですか?」という質問を何度か受けるほど、インバウンド旅行者としてはマイナーな国民のようです。
 ということで、jugo de china という言葉は、彼らと過ごした数日間の想い出とともに一生忘れることのできないボキャブラになりそうです。

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