落ち穂ひろいmini★ canto de sirena
(危険な)誘惑の言葉
この個別記事については公開をためらっていたのですが、言語生活で出会う様々な表現を書き残しておくのがこの欄の主目的でもあるので、下記引用の掲載をお許しください。
その前に言い訳がましくなるのですが、私の『落ち穂ひろい』の出発点となっている一冊について繰り返しになるのを覚悟の上で確認していただきたいと思います。
私の私淑する清水憲男先生がある著書で「私は現に使われているのを自分で確認しないと安心できない実証主義者です」と述べています。この面識のないスペイン語大家のNHKラジオ講座、ご著書に導かれながら私のスペイン語学習は途中の空白期間はありましたが続いていますし、恐らく人生最後の一日まで続いていくでしょう。
そういう意味でも私の原点となっていることは間違いありませんので、この機会に私がアメブロに記録した記事「前口上『落ち穂ひろい』再び」をご確認いただきまして、私の意図について曲解ならさないよう改めてお願いいたします。
それでは、今回の引用をどうぞ。
Su gemido de placer se mezcló con el de ella. El aliento estalló de sus pulmones y oyó su canto de sirena, que le indicó que subía a la más alta de las cumbres. Se reunió allí con Francesca, llamándola, emparejándose con ella, uniéndose hasta que ya no pudo distinguir dónde acababa un cuerpo y empezaba el otro.
-Day Leclaire “Fuego eterno” (HARLEQUIN 666) p.65