再録・家族通信「竹の子」 ~唐津~
昨日、本欄で、平戸での胎内巡りの思い出をご紹介したばかりですが、久しぶりに家族通信「竹の子」を眺めたせいで、妙に懐かしくなったものですから、今回は唐津です。但し、家族通信に掲載した写真以外の記録が残っていないようですので、この3枚を含めて私の出張記録を公開させていただきます。
私以外の皆様には無味乾燥で面白みに欠ける内容になりますが、これも私の足跡を子ども達に残しておきたいという気持ちからのことですので、ご寛恕願います。
※下記の記述内容(データや感想など)は執筆当時のものですので、予めご了承ください。
唐 津&長 崎
6月8日(火)から2泊3日の出張がありました。初日は唐津、2日目は長崎です。今回は高速バスでの移動です。SUNQパス北部九州+下関というチケットを購入したのです。直属の上司であるF教務課長からのアドバイスを受けて試してみました。3日間乗り放題で8,000円ですからかなり格安です。まずは、バスの行程を記録しておきます。(行程:省略)
偶然なのですが、唐津は一年前の同日に久しぶりに出かけています(小紙第82号 平成21年6月15日発行)。昨年と同じ会場での進学説明会に参加することになりました。今回は次の日が長崎ということで、日帰りではなく当地に一泊することができたのです。初日は16時から18時までが仕事だったので、帰りがけに唐津駅構内のラーメン屋さんで夕食を済ませて大名小路を通って時の太鼓、旧高取邸、唐津神社、曳山展示場を巡りました。当然施設の開館時間はとうに過ぎていましたので、位置の確認だけです。
翌9日、朝食を済ませてから近松寺を見学です。それから旧唐津銀行本店前を通って、昨日同様に大名小路から二ノ門堀、時の太鼓から石垣の散歩道、唐津城、旧唐津東高校(この春に早稲田佐賀中学校・高等学校に生まれ変わりました)の正門前を通って埋門ノ館、西ノ門館、唐津神社、曳山展示場へ。曳山展示場の入場料は300円、14台の曳山を見ることができました(但し、その内の9番曳山武田信玄の兜は西ノ門館で修理中の姿のまま展示中でした)。
その後、唐津天満宮まで散歩をしてからホテルに戻りました。朝食後の7時半から9時半過ぎの2時間ほどの散策でしたが、十分に汗ばむ運動になりました。
ところで、唐津城は現在周辺の発掘調査と修復作業が並行して行われているとか。まだ8時45分頃だったので、中には入れなかったのですが、たまたますれ違った関係者の方にお聞きしたところ、詳しいことは知らされていないが数年間は作業が続くとのことでした。
唐津→長崎の高速バスは予約制。予定通り10時15分のバスに乗り込み長崎駅前へ。いつものように飛龍園でお決まりのチャンポンを食べました。宿泊先に荷物を預けて散策を始めたのが午後1時少し前です。長崎市内のバスも自由に使えるパスを購入していたので、五島町から平和公園近くの松山町というバス停を目ざしました。
残念ながら今回もカメラが持参できなかったのです。せっかく持って来たデジカメのバッテリーが切れてしまったのです。5年前の定期観光バスツアーに参加したときと同じように平和公園でも原爆資料館でも写真を撮ることはできませんでした。15時から18時までが仕事でしたので、仕事前の1時間半ほどを浦上地区で、夕食後(またしても飛龍園、このときは皿うどん)に日本二十六聖人殉教地である西坂公園、勝海舟寓居跡として有名な本蓮寺、福済寺、中町教会を抜けて宿泊先に戻りました。
朝、日中、そして夕方の散歩の疲れが心地よい眠りへと誘ってくれたようです。ベッドに横たわるやいなや眠ってしまいました。
10日(木)は7時30分発の高速バスを予約していたので、朝食も慌ただしかったです。7時から10分ほどで朝食を済ませてチェックアウト。長崎駅前のバスセンターまで急ぎ足で歩きました。時間的には十分間に合ったのですが、気持ちが焦っていたせいもあって、センター内の売店ではお土産の代金を誤魔化されてしまいました。バスの発車後に気がついたので後の祭りですが、まだまだ日本でもそんな輩がいるのかと思うと腹が立ちましたが、久しぶりに良い勉強ができたと諦めるしかありません。長崎駅前BC内の高速バス1番乗り場脇にある売店は要注意!です。
この3日間は天候にも恵まれ、傘いらずだったのが何よりです。また、貴重な情報を提供してくださったF課長に感謝、感謝。次回も高速バスを活用して出張したいと思っています。
家族通信「竹の子」第118号(2010年6月15日 発行)
唐 津
6月8日(月)、久しぶりに唐津に出かけました。残念ながら仕事です。前回は平成17年6月16日に訪れています。4年ぶり(?)と自問自答しながら唐津駅構内の案内所でパンフ類をいただいてきました。上の写真は前回撮影したものです。今回は自由時間がほとんどない日程だったために観光できませんでした。
北九州からだと小倉駅-博多間をJR、博多-唐津間を地下鉄とJR(相互乗り入れしているため直通便があります)を利用すれば2時間半ほどで行くことができます。
いつか家族で虹の松原&唐津へのドライブも計画したいと思います。いつものように㈱システム工房より情報をゲットしておきましょう。
「唐の津」と書いて唐津。その当時「唐」とは韓国や中国の呼び名であり、つまり唐へ渡る港というのが地名の由来である。中国の史書「魏志倭人伝」のなかにも卑弥呼のいる邪馬台国へいたる「クニ」のひとつとして、末盧国(まつろこく)と言う名で登場する。
アジア大陸への最短海上路線をかかえる港として古くから交流の門戸になっていた土地である。
唐津はいろんな伝説とロマンに彩られた街なのである。毎年11月に行われる秋祭り「唐津くんち」の曳山の色彩や姿を見ても中国の影響を感じさせる。
唐津には唐津城を中心とした桜の名所である舞鶴公園、日本三大松原である虹の松原、唐津湾の眺めがすばらしい鏡山、日本最初の稲作発祥の証拠となった炭化米などを展示している歴史博物館である末盧館、青木繁作品などを展示している川村美術館など見所はたくさんある。
もう一つだけ、唐津観光協会お薦めの観光コース「城下町遊山コース」をマップとセットで記録しておきます。
4.唐津城 → 5.唐津城周り散歩道 → 6.石垣の散歩道 → 7.二ノ門堀 → 8.旧高取邸 → 9.河村美術館 → 10.埋門ノ館 → 11.時の太鼓 → 12.西ノ門館→ 13.唐津神社 → 14.曳山展示場 → 15.肥後堀 → 16.近松寺 → アルピノ → 唐津商店街周辺 → 17.うなぎの竹屋 → 18.旧唐津銀行本店 → 19.賑やかな商人町・古い町並み → 20.・大石町交差点 えびす像 → 21.東の木屋→ 25.西の木屋 → 22.三ノ丸辰巳櫓 → 23.河畔の道 → 24.城内橋
家族通信「竹の子」第82号(平成21〔2009〕年6月15日 発行)